

社内のコミュニケーションを良くすることを第一に考えて、社内イントラサイトをリニューアルした、横河工事株式会社のイントラリニューアルチーム「みんトラチーム」に詳しく聞いた。
_ 横河工事株式会社の業務内容について教えてください。
(小藤氏)もともとは鉄の橋の製作架設会社の中の工事部門が独立しててできた会社でして、はじめは鋼橋の施工会社で、それが昭和38年頃。それから30年くらいして、建築の鉄骨の分野でも鋼橋の建築技術を生かして、15年ほど前から本格的にやり始めました。東京都庁、レインボーブリッジ、明石海峡大橋、幕張メッセの屋根、あと最近では建築のマンションのPCですとか、PC橋というのにも携わるようになっています。
_ では、今回のプロジェクトメンバーの紹介をお願いします。
(小藤氏)今回のイントラリニューアルは、企画室の室長をやっている私と、同じく企画室の風間、見須の3人でスタートしました。そして、私の隣にいるのが途中からチームに参加してもらった、建築の計画部に所属している豊島です。 彼はユニークなアイデアをもっているので、スカウトしてきました。
_ 今回、社内イントラサイトをリニューアルしようと思ったきっかけは何ですか?
(見須氏)きっかけは、社内のとあるワーキンググループです。私たちの会社は、社内の色々な固有の問題を解決するために、定期的に話し合いを行う社内ワーキンググループという活動をしているのですが、そこで社員同士のコミュニケーションに関する議論を行ったのがきっかけです。
_ そこでイントラを改善していこうと?
(見須氏)はい。「もっとコミュニケーションがよくならないと、これからさまざまな技術力を向上させようとしても成り立たないのではないか」という意見が出まして、「やっぱり、ちゃんとしたコミュニケーションがあるからこそ成り立つんだよね、そのためにはどんなことをやっていったらいいのかな」って話し合った時に出てきたのが、社内イントラサイトのリニューアルだったんです。
(小藤氏)昔のイントラは、勝手に、一方的な情報配信をするだけのツールになってしまっていたので、「イントラを見直して、双方向で情報を共有した社内コミュニケーションができないか」という流れからリニューアルの話に発展していきました。
_ リニューアル前の社内イントラサイトの問題点・課題はどのあたりにありましたか?
(小藤氏)そうですね、先ほども言いましたが、やはり情報を一方的に伝えるだけ、伝えっぱなしっていうんですかね…
(風間氏)そもそも中身が、どこに何の情報が入っているかわからない、使う人にとって使いやすい構成になっていない、というのが大きな問題点でしたね。
(豊島氏)確かに、使っていてわかりづらいところが多々ありましたよ。
_ それは具体的にどういった点がわかりずらかったのでしょうか?
(豊島氏)私はコンピューターがあまり得意なほうではないので、操作に行き詰っちゃうと困っちゃうんです。だから「らくらくホン」みたいな、それこそ優しく、こう導いてくれる画面になっているとと非常に助かるな~と。
(見須氏)逆に僕は、もともとイントラを作っている側だったので、何とも思わなかったんですけど。
「あの情報はこの辺にあるな」とか、「あの資料はここからダウンロードできるな」とか、だいたい予想がついたていたので、でも今考えれば、それは利用者目線になってなかったと思いますね。
(風間氏)そもそもイントラを作った当初は、情報を一方的に伝えるだけで十分だと思っていたんです。でも、実際にこのチームに入って、利用者の声を聞いてみたら、確かに不便だなって目に見えてわかってきたので、まずはそれを改善できればいいと思ってスタートしました。
_ 今回、その一大プロジェクトを、デスクトップワークスにご用命いただいたのですが、
実際に進めてみていかがでしたでしょうか?
(小藤氏)ほんと一緒に出来て良かった。我々がイメージしているものを全部具体的な形にしてくれたっていう思いが強いですね。
ぼんやりイメージしていたものを形にしてくれて、それにプラスアルファの付加価値を盛り込んでくれていました。
(風間氏)いつも打ち合わせをするのが気分よかった。毎回ワクワクしましたよ。
_ 今までで一番印象に残っている打ち合わせは?
(小藤氏)ポスターの打ち合わせですね。
_ イントラリニューアルを社員に伝える告知ポスターですね?
(小藤氏)そうそう。あれ凄かったね(笑)。最初、ポスターの案をいっぱいデザインして持ってきてくれたんです。あれは新鮮な驚きがありましたね。
_ 確か10案くらい提案させていただきましたね
(小藤氏)あれに田口さんの意気込みを感じました。
(見須氏)僕は、あの打ち合わせがきっかけで、このプロジェクトを進めていくのが楽しくなりました。
(風間氏)本気でやってくれているんだな、っていうのが伝わってきたんです。「一緒にやっていきたい!」って思いましたよ。
(小藤氏)いろんなキャッチコピーや写真を組み合わせてデザインしてくれて、この時の打ち合わせが一番印象に残ってますね。
_ 実際にリニューアルしたイントラサイトについて教えてください。
(見須氏)リニューアルの目玉はいくつかあるんですけど、まず現場ブログ。イントラにログインすると「YCCタウン」が出てきて、現場の進捗が出てくるというコンテンツが出来ました。
(小藤氏)現場の情報を社員に伝えるにしても、とにかく毎日使うものだから楽しんで使ってほしい。朝出社してPCを立ち上げた時に、「今日は何が上がってるかな」ってワクワクできるようなコンテンツにしたかったですね。
(風間氏)現場の悩みを書いてもらってもいいし、とにかく素の自分、素の現場をね、ありのままを表現してくれたらいいなぁと思っています。
(小藤氏)そうそう、ありのままのね。そういう所からコミュニケーションが生まれますから。どんどん利用してほしいですね。イントラは情報配信の場であると同時に、現場やスタッフの自己表示の場だと思うんです。だから会社としてOKなものはどんどん盛り込んでいきたいと思ってます
(見須氏)そうそう、イントラを使って自分の意思を伝える、そして他の人の意見にも耳を傾ける、そういうコミュニケーションを日常的に当たり前にやってほしいですね。
_ セブンイレブンさんとのコラボレーションについて教えてください。
(小藤氏)これ面白いでしょ?
例えば企業が本社や事業所を設置すると、その町のコミュニティーの一員になると思うんでけど、横河工事の場合は、地域の消費者向けの商売ではないので、どうしてもそういう意識が薄れがちになってしまうなって思っていたんです。
今回のイントラリニューアルの会議中に、「何か地域に貢献できることはないかな?」と話合っていた時、メンバーの風間がセブンイレブンのオーナーさんと仲が良かったので、「セブンイレブンさんと何かできないかな、ちょっと話をしてもらって!」って(笑)。
_ すごい展開ですね!
(風間氏)イントラリニューアルの打ち合わせは勢いありますから(笑)、私もその流れでセブンさんのオーナーに話をしてみると、「私たちも地域で商売をさせていいただいているので、地域になにか貢献できないかなぁと思っていたんですよ!」って。
お互い立場は違うんですが、持っている思いや意識は同じだったんですね。そこからとんとん拍子にコラボレーションの話しが進みました。
(小藤氏)ちなみに全国セブンイレブンの中でも例がないそうです。聞いたことないって(笑)。
(風間氏)セブンさんはフランチャイズ制なので、「勝手なことしちゃって、本部からクレームが来たら困るんじゃないの?」ってことで確認してもらったら、「例がないんでなんともコメントしようがありません」みたいな感じでね。
_ 一緒にコラボレーションを進めたセブンイレブンの社員さんはどうでしたか?
(見須氏)それがすごい協力をしてくれて。最近はオーナーさんより、社員さんが中心になって、横河工事とセブンさんの「友好カード」を作ったりしていますよ。
(小藤氏)やっぱり社内だけではなくて、社外の人とコラボするのって新鮮なので、これから良いものに育てていけたらなと思っています。
_ では最後に、今後の展望とチームの意気込みを教えてください。
(小藤氏)イントラはね、やはり使ってもらってなんぼだと思っているので、どんどん社員に利用してもらいたいです。もっともっと分かりやすく、充実させて使いやすくしていきたいですね。
そのためには何をすればいいかという事を、このチームでどんどん考えていきたいと思ってます。
お忙しい中、ありがとうございました。
横河工事株式会社様のホームページ
(取材日時 2008年10月)